2010年01月27日

デトロイトメタルシティ (2008)

dmc.jpg


監督:李闘士男
出演:松山ケンイチ 加藤ローサ 松雪泰子 秋山竜次 細田よしひこ
   大倉孝二 岡田義徳 宮崎美子 ジーン・シモンズ


オシャレな渋谷系ミュージシャンを夢見て大分の田舎から上京してきた純情青年、根岸崇一(松山ケンイチ)は、ふと気づくと事務所の豪腕女社長(松雪泰子)によって悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ(DMC)”のギターボーカル“ヨハネ・クラウザーII世”としてデビューさせられていた。根岸は、オシャレとポップソングが好きな憧れの相川さん(加藤ローサ)にバレないようひた隠すが、DMCのデビュー・シングル『SATSUGAI』は予想外の大ヒットとなり、根岸の思いとは裏腹にクラウザーさんはどんどんカリスマへの道を突き進んでしまい…。





日本にも非凡な役者が!!
松ケン無しではありえない作品。あまりのなりきりぶり…これを演技力というべきなのか…(笑)クネクネ歌いクネクネ走る根岸くんとデス声のクラウザーさんが同じ人って、マジすか!?
原作はパラパラと見た程度。まぁ・・・ね、お下品な漫画です。原作ファンの人は満足なのかどうかわからんけど、カジヒデキが曲を書いたり、ジーン・シモンズが出てたり、松雪さんのパンチラもあり(笑)製作陣も出演者も、かなり力入ってんな〜って感じです。
渋谷系とかいうジャンルは、個人的にはかなりさぶくてキツいのですが、遊園地のトイレで二人で歌い踊るシーンはさぶいを通り越して笑えました(笑)どう見てもあんなかさばる衣裳は持って来てなかったと思うけど…そこは突っ込んじゃいけないのですね。。。
根岸君のあのマッシュルームカット?を「公然猥褻カット」って。。。


【邦画 た行の最新記事】
ニックネーム yupu at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダークナイト (2008 アメリカ)

darknight.jpg

監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル ヒース・レジャー アーロン・エッカート
   ゲイリー・オールドマン マギー・ギレンホール



ゴッサムシティでは、バットマン(クリスチャン・ベイル)とゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)が手を組み、日々の犯罪に立ち向かっていた。だが、“ジョーカー”と名乗る正体不明の男(ヒース・レジャー)が現れ、次々と凶悪事件を引き起こしていく。そんな中、地方検事のハービー・デント(アーロン・エッカート)は正義感に燃え、犯罪の一掃を強力に進めていく。それでも凶行の手を緩めず街を混乱に陥れるジョーカーは、いよいよバットマンたちを窮地に追い込むための謀略を開始するのだった。




ヒースの突然の訃報で注目を集めた感のある、この作品。亡くなったからって過剰評価してるんじゃないかと思うことも少なくないけど、この場合は全くそんなことはない。2008年の賞レースを総嘗めにしたのも頷ける。助演??主演じゃないの??と思うくらいの、圧倒的な存在感
フィクションだ、演技だとわかってはいても鬼気迫るものを感じました。そんな作品はそうそうない。
ヒースを初めて意識したのは「チョコレート」。出番は多くはなかったけど、すごく印象に残る役柄、演技だった。
今後、彼の新作が見られないということは本当に残念。惜しい人を亡くしました。

ニックネーム yupu at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月08日

モンスター (2003 アメリカ/ドイツ)

DZ-2145.jpg

監督:パティ・ジェンキンス
出演:シャーリーズ・セロン クリスティナ・リッチ ブルース・ダーン    スコット・ウィルソン プルイット・テイラー・ヴィンス


娼婦アイリーン(シャーリーズ・セロン)はある日、酒場でセルビー(クリスティーナ・リッチ)という少女と出会う。2人は互いに愛し合い、アイリーンはセルビーと人生を共にすることを決めるが、いつものように客となるはずの男に、リーは殺されそうになる。とっさに持ち合わせていた銃でその男を殺す。それから男たちへの復讐の為、不安がるセルビーをよそに男たちを銃殺していく。




重い、そして切ない。
シャーリーズ・セロンの役作りへの評価は置いといて、最後まで救いもなく、見終わって確実に沈みます。。。
アイリーンの生い立ちはほとんど描かれてないけど、想像はつく。それを理由に同情する事は簡単だけど、きっと犯罪に手を染める原因って本人にだけあるわけではないと思う。
セルビーと出会って、一瞬でも愛を感じられて、アイリーンは幸せだったのか?愛を知らないまま自殺するよりは?最後には裏切られても??セルビーの無邪気な残酷さがアイリーンを追いつめたんじゃないかと思う。

ニックネーム yupu at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

綴り字のシーズン (2005 アメリカ)

FXBA-28666.jpeg

監督:スコット・マクギー/デヴィッド・シーゲル
出演:リチャード・ギア ジュリエット・ビノシュ フローラ・クロス
   マックス・ミンゲラ ケイト・ボスワース


宗教学者の大学教授ソール・ナウマン(リチャード・ギア)は、家では家事もこなす理想的な夫にして良き父親だった。しかし11歳の娘イライザ(フローラ・クロス)は、何ごとにも完璧を求める父の愛情はすべて優秀な兄アーロン(マックス・ミンゲラ)に向けられていると感じ、寂しさを噛みしめる。ところがある日、イライザは学校のスペリング・コンテストで優勝すると、地区大会でも圧倒的な強さで勝ち進む。イライザの才能はソールの学術的な興味を強く刺激し、彼の関心はアーロンからイライザへと一気に傾く。しかしある秘密を抱える母ミリアム(ジュリエット・ビノシュ)は、全国大会へ向け特訓に励む父と娘の姿を不安な目で見つめていた。





スペリングコンテスト、日本ではほとんど馴染みがないですね。
難解な単語の正確な綴りをどれだけ暗記できているかを競う競技で、毎年900万人が参加する「頭脳オリンピック」とも称される大イベントらしい。
日本で言うと漢字検定みたいなもん?
主人公イライザがこのスペリングの才能を開花させていくのと同時に、平穏に見えた家族の関係がどんどん綻んでいくというストーリーですが、ちょっと見る人に伝わりにくい部分が多い作品かも。

ユダヤ人であり、自らもユダヤ教の神秘主義カバラの研究者である父ソールは、常に優秀な長男をかまい、ごく平凡な娘にはほとんど関心を示さなかった。
ところが、彼女が学校のスペリング大会で優勝したと知ると、態度は一変する。
大会で勝ち進むにつれ、娘には、神の境地に達する能力があると信じるようになる。
自分が長い間研究しても到達できなかった境地。
熱心に指導する父に、娘も期待に応えようと努力する。
そんな二人を見て、何故か精神不安定になっていく母親と、反抗的になっていく息子。
一番分かりやすいのは、息子の行動。
自分に向けられていた父親の関心が妹に注がれるようになって面白くない。
ユダヤ教でもない、カトリックでもない異国の宗教、ヒンドゥー教にのめりこんだのも、反抗心から、父親が心酔する『神』とは全く違ったものに行き着いたんだろう。
でも母親の行動はよくわからない。
幼い頃両親を亡くした時の記憶がフラッシュバックで度々現れ、人の家に侵入しては「光るもの」を盗んで集める。
ラスト近くに、それは何年も前から続いていたことがわかるけど、そんなことを続けながらも表面上は良き妻、良き母親であったのが、何故イライザが優勝したのがきっかけに大きく崩れてしまったのか、それが分からない。

また、イライザの能力についても説明不足だと思う。
宗教が絡んでくるから、よけいに難解になる。
結局、彼女は父親の言う「境地」に達したのか?あの昏倒は何だったのか。
決勝での行動、あれで家族を救うことになるのか?
見終わった後は疑問でいっぱいだったけど、いろいろ考えるうち、少し分かるような気がしてきた。
相手の本質を見ようとしない、ある意味自分勝手で独りよがりな父親。
彼自身は傍目から見れば実によく出来た父親で、自分自身もそれを自負している節があり、周りの者にも理想的な形であろうとさせる存在だったのかもしれない。
それが妻の精神的負担になり、息子も父親の「支配」に気づき、逃れようとする。
娘も家族がバラバラになりつつあるのを感じる。
それでも娘の才能に固執し、大会でも優勝することが当然のように思っている父親に、イライザはちゃんと家族一人一人に目を向けてほしかったんだろう。
そうだとしても、やっと親に褒めてもらうことの心地よさに目覚めたのに、親にとって自分の存在が誇れるものであることは、きっと誰でも喜びだろうに、ある意味自分を犠牲にしたイライザの行動は、とても子供の選択とは思えない。
長い間関心を向けられず、やっと愛情を実感し始めたことで家族が壊れ、何の罪も無い自分を責める幼い彼女の心中を思うと、少し切ない。
ニックネーム yupu at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月 (2004 アメリカ)

1images-1.jpeg

監督:ビーバン・キドロン
出演:レニー・ゼルウィガー ヒュー・グラント コリン・ファース
   ジャシンダ・バレット ジム・ブロードベント ジェンマ・ジョーンズ

TVレポーターのブリジット・ジョーンズ(レニー・ゼルウィガー)は、弁護士の恋人マーク・ダーシー(コリン・ファース)が出来て幸せの絶頂にいた。気になるのは、最低男のダニエル(ヒュー・グラント)が旅行番組の案内役として人気を博していることと、マークと仲のいい美人の令嬢、レベッカ(ジャシンダ・バレット)の存在。そしてある日、マークの誘いでゴージャスな晩餐会に出席したブリジットは、彼の仕事相手たちの前で失態を晒してしまい、更にレベッカへのコンプレックスから、ついにマークとけんか別れしてしまう。




やっと見ました。
まず第一印象、、、ブリジット、前作より更に太ってる。。。
役作りとはいえ、痩せたり太ったり大変ですね。(-_-;)

一言で言えば、前作で弁護士のマークとカップルになって、ラブラブなところに一難去ってまた一難という話なんですが、ちょっと今回はさすがに、ハリウッド特有のありえないドタバタ演出に食あたり気味。。。
のっけからパラシュートで豚に突っ込むなんて、ベタすぎる。
大事な会談や会議に外線電話を直で繋ぐことなんて普通しないし
フォーマルなパーティに行くなら、美容師にちゃんと伝えれば、おかしな髪型にされることはない。
あんまり現実的でない過度な演出が満載。

相変わらず自分に自信がなくて、でもダイエットも禁煙もできない自分に甘いところも相変わらず。
前作ほど主人公に感情移入できなかったし、マークもちょっとムカつく。
相変わらずといえば、マークとダニエルの仲の悪さも変わらず。
前作同様の幼稚なけんかは唯一心温まる?シーンかな。

ハッピーエンドで終わるのはいいんやけど、やっぱ二作目がダメっていうジンクスは、どんなジャンルにも言えることなんやね。。。

ニックネーム yupu at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月11日

リベリオン (2002 アメリカ)

D111780351.jpg

監督:カート・ウィマー
出演:クリスチャン・ベール エミリー・ワトソン テイ・ディッグ
   アンガス・マクファーデン ショーン・パートウィー マシュー・ハーバー
   ショーン・ビーン ウィリアム・フィッチナー

第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬を開発。これを国民に毎日投薬し、徹底した管理国家体制を敷いた。そして反乱者は、クラリック(聖職者)の称号を持つプレストン(クリスチャン・ベール)を中心とした警察に、厳しく処罰されるのだった。銃を用いた武道ガン=カタの達人でもあるプレストンは、冷徹に任務を遂行する非情の殺人マシーン。しかしある日、封じていたはずの感情に目覚めたプレストンは、国家に疑いを抱くようになる……。





たまたまTVでやっていたので、そのまま見てしまいました。
クリスチャン・ベールのクールな印象が、近未来の無機質な感じにぴったり。
街も人々の着てる服もモノトーンの世界。
国民の感情を抑制するため、薬物の投与の他、大戦前の物は全て焼却。
色や柄は感情を刺激するものだからかな。
それらを持っているだけで罰せられる世界。
そもそも、薬を打っていれば何の感情も沸き起こらないはずなので
子犬を可愛いと思うことも、処分されるのは可哀想と思うこともないんやけど
感情を取り戻しつつある主人公は子犬をかくまって窮地に陥ったりする。

全体の未来設定などに真新しさは感じられなかったし、どうしてもご都合主義な展開になってしまうのは仕方ないとして、私はけっこう楽しめたな。
うん、面白かった。

何が面白いって、銃を用いた武道ガン=カタが。もう大爆笑!

確かに斬新ではある。ある意味ね。しかしこれ、カッコいいのか??
私にはギャグにしか見えない。。。
制作者にとっては、低予算ながら大真面目に作った「SFアクション作品」なんだろうけど、見てた私はアクションシーンの度に大爆笑。
しかも敵が弱い弱い。ラストの黒幕まで弱すぎ。
あまりにもあっけなすぎて笑えます。
ニックネーム yupu at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 ら行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

ボーン・スプレマシー (2004 アメリカ)

D111888836.jpg

監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン フランカ・ポテンテ ジョーン・アレン
   ブライアン・コックス ジュリア・スタイルズ カール・アーバン

ベルリン。CIAの女性諜報員パメラ・ランディ(ジョーン・アレン)らは、内部で起きた公金横領事件を調べていた。しかし、そのさなか、何者かに襲撃され、関係資料を奪われてしまう。インド、ゴア。2年前の壮絶な逃走劇から生き延びたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は、その時に出会った恋人マリー(フランカ・ポテンテ)と人目を避けて暮らし、新しい人生を歩んでいた。だが、そんなボーンをつけ狙う一人の影…。同じ頃、CIA本部ではベルリンの事件で採取した指紋から、ボーンの名が浮上するのだが…。




続編も鑑賞。前作から二年後の設定。(実際にも二年経過)
どうあってもボーンを消したい組織の古狸と、彼に踊らされ、ボーンを追うやり手女性諜報員。
しかし一流のスパイが指紋を残すなんて初歩的ミスをするか?
追う方もプロなんやから、ちょっとは疑えよとか思ってしまった。
どこに行っても追われる身であることには変わりない。安穏と暮らせる時など来ない。そんな身の上ってちょっと悲劇のヒーロー的。
でもねー、世界中指名手配状態なのに、わずかによみがえった記憶に対する罪悪感に苛まれ、危険を犯しつつ、自分が殺したターゲットの娘に謝罪に行くってのは、、、。
でもモスクワでのカーチェイスは確かにすごかった。前作以上。
ボーンは組織でNo.1だったという設定にしても、前作は刺客が弱すぎる気がしたけど、今作の相手キリルはしぶといし、ボーンに痛手も負わせるし、かなり強敵。
このキリル役の俳優、なんか見覚えあると思ったら、ロードオブザリングのちょびヒゲ騎士…もとい、エオメル役の人でした。
最終的にどんどんどつぼにはまって破滅する古狸がちと哀れ。
ニックネーム yupu at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボーン・アイデンティティー (2002 アメリカ)

images.jpeg


監督:ダグ・リーマン
出演:マット・デイモン フランカ・ポテンテ クリス・クーパー
   クライヴ・オーウェン ブライアン・コックス

ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男(マット・デイモン)を発見する。男の背中には弾痕、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていた。男は息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。数週間後、男は唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かうが、その貸金庫にはジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃が入っていた。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリー(フランカ・ポテンテ)の協力を得てパリへと向かうのだったが…。




拳銃ドンパチ&カーチェイス&爆破ドカドカものは、はっきりいって興味の無いジャンル。
じゃこれは何で見たかというと、マット・デイモン初アクションというふれこみだったので、鈍重そうな彼が(ファンの方すいません)どんな演技をするのか興味があったし、記憶喪失という設定が単なるスパイもので終わらせないんじゃないかという仄かな期待もあって。
結果的に、私としては意外とよかった(笑)
マットのアクションも切れがよく、ストーリーも、記憶を失っても冷徹なスパイである部分と、記憶を取り戻せない葛藤など人間的な部分との両面の描き方が好感を持てたかな。
逃走に協力したことで巻き込まれるマリーとくっつくのはありがちやし、あれは絶対女の方から誘ってますね(笑)
世界中からボーンを抹殺するために呼び集められたスパイたち。
実際にこういう諜報部員って実在するんですか?
家族にも仕事を明かせず、敵の手に落ちそうになれば自ら命を絶つ。
単なる手駒として、都合が悪くなれば味方であるはずの組織や上司の手で消される。
今の時代、こんな割の合わない仕事(既にこれは仕事とは呼べないと思うけど)を自らの意思で選んでる人なんているんだろうか?






ニックネーム yupu at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

ニュースの天才 (2003 アメリカ)

images-2.jpeg

監督:ビリー・レイ
出演:ヘイデン・クリステンセン ピーター・サースガード
   クロエ・セヴィニー スティーヴ・ザーン ハンク・アザリア

1998年、ワシントンD.C.。25歳のスティーブン・グラス(ヘイデン・クリステンセン)は、アメリカ大統領専用機に唯一設置され国内で最も権威あるといわれる政治マガジン“THE NEW REPUBLIC”に勤める最年少の編集者。彼は斬新な切り口で身近な政財界のゴシップを次々とスクープして、スター記者へと成長していく。一方で、人望ある編集長のマイケル(ハンク・アザリア)がクビになり、新しい編集長となったチャック・レーン(ピーター・サースガード)。ある時スティーブンの手掛けた“ハッカー天国”というスクープ記事に、他誌の記者アダム(スティーヴ・ザーン)は疑問を抱く。そしてそれを機に、記事に関する驚くべき事実が発覚していく…。




以前TVで、米記者の記事捏造事件が取り上げられていたのを見て、それが映画化されることは知っていました。
スティーブン・グラスという人物は、何かにいつも追い立てられていたのだなぁ。職場では常に同僚に声をかけ、気を配り、お世辞も忘れない。見ていてこっちがしんどいほどに。誰にでも好かれようと努力はしているけど、ほんとに心を開いているようにはとても見えなかった。
自分の仕事を誇らしげに思う反面、面白い記事を書かなければというプレッシャーと、もし今の居場所や周りの友人たちを失ったら、という恐怖が頭をもたげる。だから失敗を素直に認めることができず、保身のために嘘を重ねることになったのだろう。
もう少し早く、全てを素直に認めて謝罪していれば、チャックもクビにはしなかったかもしれない。「真実が知りたいんだ」と彼は言っていたから。その機会は何度もあった。でも、どんなに捏造が露呈しても、あくまで自分は悪くない、だまされたんだと自己弁護するスティーブンに、もう彼は救いようがない、と判断したんだろう。
特典映像の本人のインタビューでも言っていたけど、彼は上司も同僚も友人も読者も、実に多くの人をだまし、裏切った。一度失った信用を取り戻すのは容易じゃない。彼も全てを失って、数年かけて、自分のしたことの重大さを理解したんだろう。
ニックネーム yupu at 00:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 洋画 な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

フォーガットン (2004 アメリカ)

images-1.jpeg

監督:ジョセフ・ルーベン
出演:ジュリアン・ムーア ドミニク・ウェスト ゲイリー・シニーズ
   アンソニー・エドワーズ

テリー(ジュリアン・ムーア)の一人息子サムが飛行機事故で行方不明になってから14ヶ月。精神科医マンス(ゲイリー・シニーズ)のセラピーに通う毎日。ある日、家族写真やビデオテープからサムの姿が消え、夫のジム(アンソニー・エドワーズ)もマンスも、もともと息子などいないと言う。サムに関する記憶は全て妄想だと決めつけられ、テリーは同じ飛行機事故で娘を失った元プロ・ホッケー選手のアッシュ(ドミニク・ウェスト)を訪ねる。しかし彼も自分に娘などいないと言う・・・


結論から言いましょう。時間のムダでした。
ジュリアン・ムーアは演技力に定評のある女優だし、まさかこんな脚本の作品に出演するとは。でもよく考えたら「エボリューション」にも出てたな…
オチについての予備知識は全くないまま見たので、前半はテリーの妄想なのか、それとも何か大きな国家規模の機密に関連する隠蔽工作に巻き込まれたのか、さてどっちだ!?みたいな感覚で見てたんですが、途中テリーの「これは人間にできることじゃない」という台詞に、ヤ〜な予感…まさかまさか、そんなオチはないだろうと、希望的観測のもとに鑑賞続行。しかし、ストーリーはどんどんヤな方向へ、、、
あの、、、これ「Xファイル」ですか?

何やっても、宇○人のしわざの一言で片付けられてしまう、そんな単純な・・・写真から子供だけを消せるのに、アッシュの娘の絵はなんで消さへんねん!あのバビューーンって飛ばされた女刑事さんはどうなったん!(-_-;)いくら予定した結果を出せなかったからといって、すんなり子供を返してくれてハッピーエンドってのも、都合良すぎやし。
ジュリアン・ムーアの演技はさすがで、子を思う母は強し!って感じ。しっかし、こんなオチだと知ってたら見なかったのに。
ジョディー・フォスターの「フライトプラン」と流れが似てるけど、あっちは同じオチじゃないよね?(笑)

ニックネーム yupu at 16:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 洋画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

posted by 269g